2022年中小企業診断士2次試験感想

いつもの立教大学から今年は武蔵大学に

受けてみた感想

・去年の2次試験の事例1はは緊張してて全然頭に入ってこなかったのですが、今年度は落ち着いて対応できました。
・ただし、終了二分前に慌てて要素を1つ追加しようと思って回答消したら、焦って手が震えて文字が書けなくなる事象が発生。落ち着いて1文字ずつ書けば問題ないのに、そんな心に反して震えるシャープペン。
・今回の試験は柔軟性「軟」字を忘れる。「弾力性」でごまかしておいた。

今回の試験会場武蔵大学はキレイで快適でした。

再現答案

事例Ⅳで打ちのめされながら当日中にメモだけ作成。翌日にもう少し手直ししております。全体的に再現度は70%くらうということで。字数も厳密ではありません。

事例Ⅰ

第1問

強みはJASとJGAPに認証される有機栽培の栽培ノウハウ。贈答用に用いられる洋菓子の開発力。弱みは出荷品質が不安定で、教育体制もなく役割分担が不明確で繁閑に対応できない組織体制。

第2問

役割分担を明確化し、突発的な対応が必要な前提に年休取得など弾力的な働き方を可能とする。教育体制を整備し、地域の農業関係者との交流機会を設け、帰属意識を高める。

第3問

一方的に要求を受け入れ忙殺されるのではなく、消費者のニーズを反映した洋菓子等の商品を逆提案するなど、単純な取引関係から協業関係に進化し、新品種の開発余力を生み出す。

第4問 設問1

農作物栽培、直営店、飲食店と事業が拡大しているため事業部制組織とし、各事業の機動性を向上する。

第4問 設問2

直営店のマネジメント層を育成し、後継者から権限移譲する。後継者は事業全体を管理する人員体制とする。各事業の人員を増強し、新品種開発や新製品開発可能な体制とし、新たな分野に挑戦可能な組織とする。

事例Ⅰコメント

驚きの助言4連発。でも知識問題といった感じでもなく、与件根拠に記載。第三問はうまく書いたつもりも、効果はもう少し工夫の余地ありか。

事例Ⅱ

第1問

顧客は、ホテル・旅館や飲食店は売り上げが減少している。コロナ禍で個人の需要は増えている。競合はスーパーの売り上げを拡大し、ネットの競争は激しい。自社は販路開拓や自社工場設立、提案力向上など競争力強化を図っているが、コロナ禍で大打撃を受けた。

第2問

X県の旅館・ホテル、飲食店に対し、X県の農水産物を活用したメニューを地産地消をコンセプトとして提案する。半加工品を提供することでB社の売り上げを拡大しつつ、X県のブランド認知を向上する。

第3問

料理に楽しみを覚える高速道路で来店する顧客に対し、揚げ物など出来立たてを味わえる半加工品を品ぞろえすることで、商品単価の向上と売り上げの増加を図る。

第4問

日々の食事を宅配するオンライン事業者と協業する。理由は、献立の考案、調理、食材の購入など消費者のニーズを満たせるため。B社からは高品質な食肉を利用した半加工品を提案するなど、高付加価値化、他社差別化し共栄を図る。

事例Ⅱコメント

第二問が非常に残念。ってかこのB社有能すぎでは。

事例Ⅲ

第1問

販売面はコロナ禍で業務量製品の売り上げが減少しているため、販路拡大や新市場を開拓する必要がある。生産面は、小ロット生産に対応する必要がある。また若手への技術承継が課題。

第2問

顧客確認の早期化と設計・仕様変更の手戻り防止が課題。対応策として、3次元CADを導入して顧客とデータ共有する。試作品作成時点など、要所で顧客確認を実施し、大幅な手戻りを防止する。個別受注生産の割り込みをなくし混乱を防ぐ。

第3問

各製品の加工数量と基準日程に基づく生産計画を改め、注文ロットサイズに応じた生産計画とする。また小ロット生産に対応するため、段取り作業を複数人で実施する、外段取り化する、事前対応可能な作業を洗い出し作業を前倒しするなど、段取り作業を短縮する。

第4問

生産性、生産量、受注状況、納品予定日など、生産計画や納品予定日の情報をデジタル化する。社内活動として、情報の集約・共有し、受注状況や生産状況などの報告をデジタル化する。

第5問

業務用製品の開発から、最終消費者向けの製品開発、自社ブランドの開発が可能となる。これまで業者向け開発で蓄積したノウハウで高付加価値、差別化を図り、新市場開拓が可能となる可能性がある。

事例Ⅲコメント

今ま事例ⅣがDだったり事例Ⅰ・ⅡがCで事例ⅢはBだったのですが、事例Ⅲ苦手なことをはっきり理解しました。なんか書いてることに具体性がない。

事例Ⅳ

第1問 設問1

優れている点1:売上高総利益率   :59.59%
優れている点2:棚卸資産回転率   :33.41回
課題     :売上高販管費比率  :35.63%

第1問 設問2

売上高販管費比率が劣る。外注費、広告宣伝費、減価償却費が多く、売上高総利益が大きいものの営業利益が減少している。

第2問 設問1

(a)2,840,000円

(b)製品Aと製品Bの限界利益やら時間当たりの限界利益を記載して、Aを製造することを書きました。

第2問 設問2

(空白だと思っていただきたい)

第3問 設問1

(a)412,500円

(b)なんか書いた

第3問 設問2

(a)6,030,000円

(b)なんか書いた

(c)11.94年

第3問 設問3

回答欄が驚きの白さ

第4問

円ドルレートによっては為替差損のリスクがある。対策として為替予約する。また外注費増加のリスクがあるため、需要を見極め内製化する。

事例Ⅳコメント

何もできなかったと思いながらも、もしかして第2問と第3問の設問1あってる?計算好きになったはずなのですが、本番で得点するのは至難。


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コンサルタント(夫)と鉄道オタク(嫁)のブログ。 資格取得の情報や鉄道メインの国内旅行の情報を発信しています。 ももんが(夫)は中小企業診断士の勉強中。 ももんが(嫁)はのんびりJR路線の完乗を目指してます。

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