白い砂の日向山へ

花こう岩による白い砂の世界が印象的な山梨県の日向山へ行ってきました。

日向山へのアクセス

まず、日向山へは公共交通機関では行けませんので、自家用車かタクシーでのアクセスとなります。一応JRの最寄り駅が長坂駅となるのですが、そこから登山口まで1時間30分程度かかりますので、駅からのタクシーもあまり現実的ではなさそうです。アクセスが困難なためか、景色などがすばらしいにも関わらず、登山者はそこまで多くないように感じました。

道の駅はくしゅう

登山口へ向かうにはまず「道の駅はくしゅう」を目指します。サントリーのウィスキーの名前にもなっている白州ですが、ここ白州町(現在は北杜市)に工場があります。また「南アルプスの天然水」と聞くと市販のミネラルウォーターが思い浮かびますが、この「道の駅はくしゅう」では湧いている天然水を無料で汲むこともできます。

この水、売ってるやつじゃん
駅名標も。

「道の駅はくしゅう」は9時から営業しているので、こちらで軽食を取りました。またお隣にはスーパーもあって、こちらも9時から開店しているので、何か準備が必要な際は利用できます。

日向山登山口へ

「道の駅はくしゅう」から車で15分ほどで登山口へ到着します。登山口のすぐ近くに数台停められる駐車場があるのですが、今回行った際は途中で通行止めとなっており、登山客は通行止め用のゲートの前に車を停めていました。

通行止め個所の手前が簡易駐車場となっていました。

日向山の登山道

登山口から頂上まで1時間30分ほどの道のりですが、途中の登山道は難所もなく、かつあまり展望もないので黙々と登る感じになります。

登山口からすぐ登りになります
登山道は特に難所もなく。
先日の台風のせいか倒木が。
白州の森!!
1~10の案内板があるので、ペースがつかめます。
途中には雨量観測所も。
紅葉はあと一歩というところ。

日向山の山頂

山頂までの登山道はずっと森の中ですが、山頂に出た途端に一気に展望が開けます。これは誰でも歓声が上がると思います。

頂上直前の登山道。
そこを抜けると一気に視界が開けます。
この日は八ヶ岳が良く見えました。
白い砂とのコントラストがよいです。
こちらは雨乞山方面。さらに南の甲斐駒ヶ岳の方は雲が多かったです

下山後の楽しみ①手打ちそば

2時間30分もあれば登って下れますので、その後は北杜市を観光しました。まずはランチということで、「道の駅はくしゅう」のすぐ近くにある手打ちそば屋さん「七重」にいきました。

一軒家の広間でいただくお蕎麦。お手軽な値段でおいしくいただきました。

下山後の楽しみ②ワイナリーへ

白州と言えばウィスキーのイメージですが、山梨ですのでワインもあります。こちらも「道の駅はくしゅう」のすぐ近くに「シャルマンワイン」のワイナリーがあり見学することができます。

貯蔵庫の見学ができますが、特に案内もなく、そもそも従業員もいませんでした。。。
貯蔵庫には樽や瓶が
併設の売店もありますが、あまり商売っ気はなさそうでした。
ワイナリーの裏手には自家栽培のブドウが。

山梨では一升瓶でワインが売っているのですが、それがこのシャルマンワインです。さすがに重くて買ってこれませんでしたが、1つの文化ということでいつか飲んでみたいです。ちなみに「道の駅はくしゅう」の隣のスーパーでも買えます。

下山後の楽しみ③酒蔵訪問

お酒の話題が続きますが、「道の駅はくしゅう」から車で5分ほどのところに、「七賢」という酒蔵があり、見学もできるということで行ってみました。

この日はちょうど「台ケ原宿市」が開催されて、酒造見学というよりお祭り散策になりました。

七賢の入り口です。
入ってすぐにある酒処大中屋

こちらは山梨銘菓信玄餅を販売している金精軒さん。

生信玄餅をいただきました。

お祭りは100を超える出店が出ており、個性的なクラフトワークのお店が軒を連ねておりました。

まとめ

今回は登山目当てで行ったのですが、調べてみたところ今回寄り道したところ以外にも「 尾白の湯 」や「白州・山の水農場直営きのこ専門店」、夏場には「蔵元八義」さんの天然氷のかき氷など、楽し気なスポットが盛りだくさんでした。南アルプスに行く際にはもう少し時間を取って周遊してみたいです。

今回のおみやげ

ezmomonga

コンサルタント(夫)と鉄道オタク(嫁)のブログ。 資格取得の情報や鉄道メインの国内旅行の情報を発信しています。 ももんが(夫)は中小企業診断士の勉強中。 ももんが(嫁)はのんびりJR路線の完乗を目指してます。

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